不眠治療と運動

不眠症の改善や不眠症の治療の前に
運動を行うという手があります。

運動は、大きなエネルギーを消費し、
肉体疲労や組織の損傷などをもたらすことから、
眠りたいという身体の欲求を増大させます。

簡単に言うと、疲れると眠たくなるということです。


健康・体力づくり事業財団による
「健康づくりに関する意識調査」によると、
運動する習慣のない人は、ある人に比べて、
眠りから途中で起きてしまう危険が
なんと1.3倍にのぼると伝えています。

又、人間は深部体温が低下すると、
眠りやすくなります。


ここでちょっと、
睡眠と体温の関係についてお話しましょう。

私たちの身体のリズムは
24時間周期で動いています。
これをサーカディアンリズムといいます。

厳密には、人の体内時計の周期は25時間なのですが、
それを24時間に同調させて
睡眠・覚醒のリズムを作っているのです。

 
サーカディアンリズムが正常に働いていると、
夜の9時頃から体温が低下し、
それに代わって睡眠を促進するホルモン
『メラトニン』の分泌が高まります。

そして、明け方の6時頃になると体温は上昇し、
反対にメラトニンの放出が抑えられて
目が醒めます。

このことから睡眠は、
体温が低下する時間に起こりやすいと考えられています。

これが運動が睡眠に効果的なもう1つの理由です。
運動には、体温変化を生み出す効果もあります。


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